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⑨州男児(バカヤロー)のスラップ講座その1


どうも!こばにゃちみん!ついに始まりました、スラップ講座。今回は記念すべき第一回なので余り難しく考えずに「どれ、見てやろうか。」という気軽な姿勢で見てやってくださいね!

それでは、スラップ講座サム基礎編」をお送りいたします!


まずスラップとは何ぞや?という方。


スラップ奏法(-そうほう)は、ベースの演奏方法のひとつ。スラッピング(slapping)、日本に限ってチョッパーとも言う。スラップとは本来、英語で「(平手で)打つ」という意味の動詞である。 ~Wikipedia参照~


つまり早い話。ベースの弦を弾く(ヒく)のではなく弾く(ハジく)ということです。


演奏方法としては主に、親指で弦を叩く(サム-Thumb)と人差し指~小指で引っ張って叩きつける(プル-Pull)を使い演奏します。


今回のこの講座ではその最も重要と言っても過言ではない「サム(Thumb)」の使い方、スタイル等を写真、音付きで説明していきたいと思います。

第一回目はあくまで「基礎編」なので基本的な所から説明していきたいと思います。


サム(Thumb)


字の通り”親指”を用いて弦を弾く(ハジく)テクニック。

感覚的には弾く(ハジく)というよりも叩く、振り抜くといった表現を使ったほうがしっくりくるかも知れない。

演奏するとこんな感じになります。


[VOON] ThumbDemo01

普通に指やピックで演奏するのと大分ニュアンスが変わります。より金属的かつ打楽器的な音になります。

もちろん力の入れ具合、演奏するポジションの違い等でニュアンスを変えたりすることが可能ですので人によって音も変わり個性が強く表れます。

さて、では何故サム(Thumb)が重要なのかと言うと、スラップ奏法の特性上基本的にサム(Thumb)では低音を演奏することが殆どです。

つまり、スラップにおいて土台と言っても過言ではありません。それに対し、プル(Pull)は装飾的な立ち位置ですので、「土台あっての物」だと考えてください。その関係により、サム(Thumb)はスラップにおいて最も初歩的なテクニックであり、最も重要なテクニックであるという事が分かって頂けるでしょう。

もう少し詳しく、音楽的に説明すると、スラップ奏法で演奏するフレーズは基本的にサム(Thumb)がルート音を、プル(Pull)が8度音、5度音をそれぞれ演奏することが多いのでサム(Thumb)でルート音を、つまりコード内の低音(ルート)を演奏するという事なので、土台であるルート音に締まりが無いとその後に続く5度、8度の音もブレてしまう。という観点からサム(Thumb)が重要だと言うことが言えるでしょう。


さて、ここまで文章的に説明してきましたが、大体「サム(Thumb)は重要!」ということは分かって頂けた事だと思うのでそろそろ技術そのものを成るべく分かり易く解説しようと思います。

まずサム(Thumb)が親指と言うことは分かったけど具体的にはどこでどうすりゃいいの?という所から。

基本的に親指の2箇所を使います。

kg01.jpg
一つ目に、親指の関節の部分。

下の○の部分の出っ張った関節の部分で叩きます。(主に4~3弦で使用します)

二つ目に、親指の爪の横の部分。

上の○の部分です。この部分で叩くというより振り抜きます。(主に2~1弦で使用します)


とりあえずどこで叩く(振り抜く)のかと言うのは分かって頂けたでしょうか?

あくまでかっこ内の注釈は一般的な解釈であって人によっては全部関節部分の人も居れば爪の横部分の人も居ます。こればかりは好みの問題ですので慣れてきたら使う曲調や自分の好みに合わせて使用して下さい。


次に実際に演奏する際の使い方やスタイルを写真付きで説明します。

先にスタイルの紹介を。スラップのスタイルには大きく分けて3つのスタイルが存在します。スタイルはベースを構える位置や自分の音楽性に合わせて選んでください。最終的にやりやすいな、と思ったスタイルが貴方の演奏スタイルです。

親指上向き型
kg03.jpg

最もノーマルなスタイルで基本的にどんなジャンルにも対応できます。しかし、ベースを構える位置はほぼ絶対的に高くなります。スピード系のスラップや技巧系のスラップなどをする(したい)という方にオススメです。大体の場合は前腕をベースのボディに固定して安定させます。


親指平行型
kg04.jpg

基本的な所は親指上向き型とあまり変わりませんが、このスタイルでは主にサムは振り抜き型になります。よって、重たいサムの音を出す事が出来ますがしっかりとしたミュートをしないと締まりなく聞こえてしまうので注意が必要です。このスタイルはベースの位置は高~中といった所である程度までの高さに対応可能です。こちらも基本的に前腕をベースのボディに固定して安定させます。


フリー型
kg05.jpg

RedHotChiliPeppersのベーシスト、フリー氏の考案したスタイルとされ、親指を弦と交差するように叩きつけます。このスタイルはベースを構える位置は中~低といった所で主にベースの位置を低く下げてスラップする時に使用されます。また、他の2つのスタイルと異なり、前腕を固定しません。ハネるようなノリで演奏できますが、振り抜きのサムが出来なくなるので後々紹介する「サムアップ(Thumb-up)」等のテクニックが非常に使い辛くなります。


スタイルの紹介は以上です。自分の好きな曲やベースを構える位置等で選ぶのが一番ですが、とりあえず全てやってみて一番やり易いと感じた物を使用するのが良いと思います。


さて、次は親指のどこで叩けば良いの?という点です。大きく分けて2箇所使い、2パターンの使い方があります。

まず関節部分で演奏する場合、この様にして使用します。

kg02.jpgkg07.jpg
(手首の回転は一般的にうちわを回す様に、です。)

手首の回転を利用して叩いてはすぐ離す。といった動作を利用して音を鳴らします。


次に振り抜いて演奏する場合、親指を弦と並行気味に構えて下の弦に当てて止めるようなイメージで叩きます。

kg08.jpg
(3弦を振り抜き、2弦に当てて止めています。)

この時注意するのは勢い余って下の弦まで鳴らしてしまわないように力を加減することを忘れないで下さい。

次に爪の横を利用して振り抜く場合は、この様に使用します。

kg09.jpg
(1弦を振り抜き、ボディに指を当てて止めています。少し分かりづらいかもしれませんが手首をやや内側に曲げてます。)

写真のようにやや手全体を斜め気味に構えて2弦なら下の弦、1弦ならベースのボディに当てるようなイメージで振り抜きます。

注意としては2弦も1弦もどちらも細く弦の張力も強いのであまり力を入れすぎずピックで鳴らす様なイメージで演奏すると綺麗に鳴らせるかと思います。

ではそれぞれ「関節部分叩きつけ」「関節部分振り抜き」「爪の横部分振り抜き」の音を比較してみましょう。(順番に演奏します)


[VOON] ThumbDemo02

大体こんな感じになります。それぞれの奏法による特性が見えてきたでしょうか?

叩きつけてすぐ離すと、音は太く纏まった音になります。

振り抜いて鳴らすと、音は重く太くなりますがやや暴れ気味で音の粒を揃えるのが少し難しくなります。

爪の横部分で振り抜いて鳴らすと、音はやや細く繊細になり、あまり相応しくないのでは?と思うかもしれませんが、後々紹介する「サムアップ(Thumb-up)」の際に重要になります。

この叩き方も自分の音楽性、スタイルに合わせてやり易いな、と思った方法で練習して見て下さい。


以上で、「サム基礎編」は終了です。

若干サムの枠を超えて紹介したテクニック等ありますが後々解説すると思うのでご了承下さい。

また、今回の講座内で「どうしてもこれは分からない!」という点や「ここは違うんじゃないか?」という点がありましたらコメント等で指摘して下さい。すぐに改善するように努力します。

普通のコメントやご要望(例:動画を付けて!、もっとサンプルとか写真を!等)もお待ちしておりますのでどうぞお気軽にコメント残してください!


↓ 次回の講座はこちら ↓
・「プル基礎編」


※⑨州男児って言うのは一応HNです。みなみけの千秋ちゃん風に「バカヤロー(気だるい感じで)」と読みます。動画うpのときとかも多分こっちのHNをメインに使うと思うのでまぁ覚えておくだけ覚えておいて下さい。


それでは、テケリ・リ、テケリ・リ ・x・ ノ
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| とある低音奏者@がんばらないホーム |

コメント

待ってましたーッ!
教授のスラップ講座を世界一待ち望んでいた自負があるさくらです。

お…音付き写真付きだと…
見て聞くだけですごくわかりやすかったです。
てかさしみんさんの文章構成力がすごすぎますw

これ最終的には本にしてお金取れる気がしますよ…w
それくらい分かりやすいです!次回も楽しみにしています~☆

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